ネコエイズの愛猫をケアした 飼い主さん体験談

CASE2 気づいたときはすでに発症期。後悔しながらの看病がつらかったです。

愛猫のプロフィール

名前:びーちゃん 亡くなった年齢:6歳 性別:オス ネコ種:MIX

愛猫のびーちゃん

  • 出会い 外でよくケンカをする、縄張り意識の強い男の子

    外でよくケンカをする、縄張り意識の強い男の子

    近所のお家で子ネコが生まれたのでもらってきました。
    私や家族にはとても優しくおとなしい落ち着いた子でしたが、外ではよくケンカをして帰ってきました。
    縄張り意識の強い男の子でしたね。

  • ネコエイズ感染 気づいたときには、すでに発症

    気づいたときは、すでに発症していました。下痢と口内炎、血の混じったよだれなどの症状で、動物病院に連れていったところ、そこでネコエイズと診断されました。
    獣医師には、おそらく外でケンカをして感染したのだろうと言われました。
    父が去勢手術を嫌い、去勢しないで、外に出していたのも原因の一つかと思います。

  • 発症を知ったときの気持ち もっと病気の知識を持っていればと、後悔でいっぱいに

    ネコエイズの診断を聞いたときはショックでしたが、後悔のほうが大きかったです。なぜ父の反対を押し切って去勢をしなかったのか、外への自由な出入りも見直すべきだった、と。
    当時、私は学生で、母が主にびーちゃんの世話をしていましたが、私ももっと気をつけてみていればよかったと悔やまれました。インターネットも今みたいに普及しておらず、ネコエイズに関する情報も少なかったのですが、もっと注意してネコの病気の知識を持っていれば、びーちゃんは長生きできたかもしれないと、とにかく親も自分も責めました。

  • 自宅でのケアや動物病院での治療 毎日を心地よく過ごさせてあげることに配慮

    わかったときにはすでに発症期だったので、できるだけ心地よく毎日を過ごさせてあげるように配慮。暖かい場所にびーちゃんの座布団を置いて、なるべくゆっくりリラックスできるようにしました。口が痛そうで体を舐めるのがつらそうだったので、ブラッシングをまめにしてあげました。また、なるべく好きなものを好きな形で食べられるようにと母がいろいろ工夫して、体重が減っていくのを食い止めようとしていました。
    病院での治療は、抗生物質の注射と口内炎のお薬をもらっていました。口内炎の治療のために、月に1~2回、その他、急に弱っていると感じたときはその都度、通院しました。病院が近かったので、通院の負担はありませんでしたが、治療費は非常に高額になりました。主に可愛がっていた母の気が済むようにとの思いから、できる限りのことをしました。

    毎日を心地よく過ごさせてあげることに配慮
  • 看病での苦労 自分や家族を責めながらの看病はつらかった

    発症してから亡くなるまで1年弱でしたが、日に日に弱っていく子を、毎日何かできることはないかと探しながら、自分や家族を責めながら看病するのはつらかったです。
    病院の先生からは、「なるべく家族のそばで穏やかに過ごさせてあげてください」と言われました。口が痛くて食べられなかったので、なるべく好きなものを食べやすくする工夫などを聞きました。
    なるべくそばにいてあげたい気持ちはあっても、ネコにはストレスになるのではないかと思ったり、その頃はネコエイズに関する情報も乏しかったので、どうすればいいのかわからなかったのも心細かったですね。

  • 他の飼い主さんへのメッセージ 去勢手術とワクチンで予防を

    去勢手術とワクチンで予防を

    ネコエイズの予防ワクチンと、オスなら去勢手術をしてあげてください。ネコエイズに感染し、発症してしまうと、治療にかかるお金は去勢とワクチン代をはるかに超えるものになります。なによりネコちゃん本人がつらい思いをします。口が痛くて、おなかがすいても食べることができずにやせ細っていきます。日和見感染で、かからなくてもいい病気にもかかります。発症しないで天寿を全うする子もいると聞きますが、予防できる時代です、ぜひ予防してあげてください。

体験談を読んで

ネコの代表的なウイルス感染症のなかでも、長年、ワクチンのない病気として恐れられてきたのが、ネコエイズです。いまはワクチンもあり、また予防のための知識や情報も手に入りやすくなっています。飼い主さんは愛猫のために、ぜひ正しい知識を身につけてください。

ネコエイズの愛猫をケアした飼い主さん体験談

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