Zoetis 犬のレプトスピラ症~愛犬だけでなくあなたへのリスクも~:みなさんは、レプトスピラ症をご存知でしょうか?愛犬だけではなく人間にも感染のリスクがあるレプトスピラ症。正しい知識で安心な生活をお送りください。

犬のレプトスピラ症とは?

動物由来感染症であり、愛犬から人にも感染する危険性があります。

レプトスピラ症は、犬だけでなく人にも感染することがあります。厚生労働省は、このような動物から人に感染する病気を「動物由来感染症」と呼び、注意を呼びかけています。
万一、レプトスピラの人への感染が確認された場合、診断した医師はただちに保健所に届け出ることが義務づけられています。同じく愛犬への感染が確認された場合も、獣医師は家畜保健衛生所への届け出が義務づけられています(届出伝染病)。

※イメージ図です。

細菌による感染症です。

レプトスピラ症は、レプトスピラという細菌による感染症です。犬を含むほとんどの哺乳類に感染し、発熱や嘔吐、脱水、出血などを引き起こします。重症化すると死に至ることもある、恐ろしい病気です。

レプトスピラ症は水や土壌を介して感染します。

人/家畜・ペット/水・土壌/野生動物 げっ歯類など

犬猫や家畜、人は、レプトスピラに感染しているネズミなどの野生動物の尿や、その尿に汚染された水や土を介して感染します。皮膚や口から感染しますので、水辺の散歩や散歩中の水たまりへの接触や飲水などに注意が必要です。
また、キャンプやドッグランなど愛犬とお出かけの時には、特に注意が必要です。

犬のレプトスピラ症の届出頭数は増加しています。

森研一ら 家畜衛生学雑誌 第35巻 第4号 2010年2月C

1998年以降、犬のレプトスピラ症の届け出件数は増加しており、2002年には150頭を超えています。

チェック!

2013年11月、静岡県でレプトスピラ症が原因とされる犬2頭の死亡が確認され、ニュースとして大きく取り上げられました。

レプトスピラにはいくつもの型(タイプ)があります。

レプトスピラには、たくさんの型があり、カニコーラ、イクテロヘモラジー、グリッポチフォーサ、ポモナなどが知られています。

レプトスピラ・カニコーラ/レプトスピラ・イクテロヘモラジー/レプトスピラ・グリッポチフォーサ/レプトスピラ・ポモナ イメージ

動物病院のワクチンで犬のレプトスピラ症を予防できます。

獣医師と犬とレプトスピライラスト
4つの型によるレプトスピラ症を予防するためのワクチンがあります。

ワクチンを接種することにより、レプトスピラに対する免疫がつき、レプトスピラ症に感染しにくくなります。

→愛犬に、定期的なレプトスピラワクチン接種をおすすめします。

ワクチン接種時の注意点

犬の健康状態によっては、ワクチンを接種しない方がよい場合があります

以下の症状がある場合は、ワクチンの接種は避けましょう。
  • 妊娠している。
  • 発熱しているなど健康な状態でない。
  • 寄生虫がいる。

また、ワクチン接種後には、以下の点にご留意ください。

  • 2~3日は激しい運動やシャンプーを控える。
  • 十分な免疫ができるまで(通常2~3週間)他の犬に接触させない。

ワクチン接種後の副反応

  • ワクチン接種後、発熱したり、注射部位を痛がることがあります。
  • 犬の体質によっては、アナフィラキシーショック(激しいアレルギー反応)を起こしたり、顔が腫れたり、じんま疹が出ることがあります。

※このような症状がみられた場合には、すぐに動物病院に連絡してください。